2024.04.29
あくせくとした毎日に、頭のリセットと心を満たすための私の3Sとして、睡眠、掃除、散歩がある。
特に晴れやかな日には散歩が良い。およそ1万数千年前、人類が定住し始めた頃から嗜まれてきた原始的で最も豊かな余暇の過ごし方だ。
目に留まる風景にはいつも建物がある。この日も足を止めて見上げたのは大きな集合住宅。「ビルヂング」の雰囲気がとりわけ好きなんだと思う。
どんな建物なのか、後になってぽちぽちと詳細を調べることも一興である。
今日は休日、穏やかに満たされる一日になった。
PROFILE
イラストレーター
髙田和寛
1989年、福島県生まれ。拓殖大学 工業デザイン学科 卒業。イラストレーション青山塾 修了。TIS(東京イラストレーターズ・ソサエティ)会員。 主にアクリル絵具を使い、日常の中で通り過ぎていくような何気ない景色を描く。 誰かのいつかの心象風景と結びつき、記憶と想像が物語を連想させる作品制作を目指している。
『夢の途中』〈東京メロンボーイ〉
2024.07.22
『きらきら』〈染谷かおり〉
2024.07.15
『長崎に響く靴音』〈東京メロンボーイ〉
2024.07.08
vol.18 - 黒いビニルと雑草 -〈勝呂亮伍〉
2024.07.01
『石拾い』〈大津萌乃〉
2024.06.24
vol.17 - 歩くのが遅いからさ -〈勝呂亮伍〉
2024.06.18