安全に、そして確実に目的地へ。“もしも”のために訓練を続ける。| FIELD-BORN
小さな課題。大きな課題。その解決に向けて、また一歩。未来を動かす人がいる。災害対応を任務とする静岡市の防災組織「SCOUT」は、いつか来るかもしれない“もしも”のために、今日も訓練を絶やさない。

INDEX
もしも今、大きな災害が起こったら

今を生きる人にとってそれは、けっして他人事ではない可能性。そんな“もしも”のために、訓練を重ねる人たちがいる。
東日本大震災や熊本地震、能登半島地震と大きな災害が続く日本。いつも通っていた道が寸断され、建物は崩壊し、通信網も混乱を極めるその地で、バイクに跨り、自らが通信手段となって災害対策本部へ情報を繋ぐ「SCOUT」。1995年の阪神・淡路大震災をきっかけに発足した、静岡市のオフロードバイク隊だ。

「絶対に、守る。でもほんとうは、自分たちが活躍する場なんてないほうがいい。」
ひたむきな眼差しで語る隊長の寺田博之さんは、いつか来るかもしれない災害に備えて、逃げることなく、慈愛に満ちた優しい声でそう語った。


安全に、そして確実に目的地に到達し、任務を全うする。望まぬ未来のために、今日も轍は刻まれる。

未来を動かす人がいる。FIELD-BORN
ヤマハ発動機が世界各地で展開する安全運転啓発活動「YRA(Yamaha Riding Academy)」は、その長年にわたって蓄積してきた人材・ノウハウを用い、バイク隊や消防局、自衛隊の隊員等への指導を定期的に実施している。
小さな課題。大きな課題。その解決に向けて、また一歩。
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