餃子と音楽。境界線がほどけて混ざり合う日々
▼profile
name:小林純平
occupation: bathhouse Vo. / 餃子世界東京 店長
Instagram:@j_kobayashi_888
▼outfit details
tops:CUMRAN
pants:BEAUTY & YOUTH UNITED ARROWS
shoes:Onitsuka Tiger
2025.07.08

INDEX
Q1. トキメキが発動していることは?
Q2. きっかけは?
大学時代から音楽は続けていて、社会人になってからも、平日は広告代理店で働き、土日はライブ活動という生活を送っていました。でも、仕事と音楽の両方が同時にうまくいくことはあまりなく、いつもどちらかに気を取られているような、シーソーの上にいるような感覚が続いていました。
そんな中、コロナ禍で生活が一変し、先の見えない不安のなかで「このままの暮らしで終わっていいのか」と真剣に考えるようになって。やりたいことをやり切れないのは悔しいし、たとえうまくいかなくても、自分が納得できる選択をしたい。そんな思いから、転職を決意しました。
少し経って、バンドのベースメンバーを通じて「餃子世界」のオーナーさんと出会い、声をかけていただいたことをきっかけに、働き始めることに。餃子を出すだけでなく、地下にはイベントスペースもあり、音楽やアートなどカルチャーと交わる空気のある場所でした。無理に分けなくてもいいと思える環境に惹かれ、新しいスタートを切ることができました。

Q3. これからやってみたいことは?
やりたいことがあるけれど、生活の歯車がうまく噛み合っていないと感じている人って、けっこう多いんじゃないかと思っています。たとえば、やりたいことのために、別の場所で“基盤”を築こうとして、その時間を我慢しながら過ごしているような状態というか。
自分も、ずっとそんな感覚を抱えていました。だからこそ、「こうじゃなきゃいけない」という枠から少しはみ出してもいいんだということや、こんな生き方もあるんだということが、どこかで誰かに伝わったらうれしいなと思っています。
特別なことがしたいというよりは、似たような気持ちでいる人が、少しでも楽になれたら。それくらいの気持ちです。
