2024.04.29
あくせくとした毎日に、頭のリセットと心を満たすための私の3Sとして、睡眠、掃除、散歩がある。
特に晴れやかな日には散歩が良い。およそ1万数千年前、人類が定住し始めた頃から嗜まれてきた原始的で最も豊かな余暇の過ごし方だ。
目に留まる風景にはいつも建物がある。この日も足を止めて見上げたのは大きな集合住宅。「ビルヂング」の雰囲気がとりわけ好きなんだと思う。
どんな建物なのか、後になってぽちぽちと詳細を調べることも一興である。
今日は休日、穏やかに満たされる一日になった。
PROFILE
イラストレーター
髙田和寛
1989年、福島県生まれ。拓殖大学 工業デザイン学科 卒業。イラストレーション青山塾 修了。TIS(東京イラストレーターズ・ソサエティ)会員。 主にアクリル絵具を使い、日常の中で通り過ぎていくような何気ない景色を描く。 誰かのいつかの心象風景と結びつき、記憶と想像が物語を連想させる作品制作を目指している。
『春の魔法』五嶋奈津美
2025.03.31
『思い出のタイムカプセル』Kimura Hinami
2025.03.24
『まわり道の収穫』五嶋奈津美
2025.03.17
『自分が思うままに』Kimura Hinami
2025.03.10
『夜の街中が輝いている理由』アヤノアユ
2025.02.27
『春を迎える』圓井誓太
2025.02.25