アートの街・メルボルンへ留学。日々ときめく風景と多彩なチャレンジ
モデル
name:aiko
occupation:イラストレーター
Instagram:@aiko_illustration
着用
tops: nagonstans
skirt: nagonstans
boots: Dr.Martens
earring:オーストラリアのハンドメイドマーケットで買ったもの
2024.04.03
INDEX
Q1.トキメキが発動していることは?
オーストラリア・メルボルンでの暮らしです。留学して8ヶ月経ちますが、日々知らないことや見たことないことに触れ、人との出会いもたくさんあって、毎日すごく楽しいです。
Q2.メルボルンへ留学したきっかけは?
海外で中長期間過ごしたいという漠然とした気持ちはありましたが、オーストラリアに留学している友達2人に、コロナ禍直前に会いに行ったことが大きなきっかけだと思います。
友達が現地の恋人と暮らす家に泊まらせてもらったのですが、夕方4、5時に仕事を終えてみんなでご飯を食べたり、家族との時間を大切にしている穏やかな生活を体感し、こんなにもワークライフバランスが違うんだと驚きました。当時私はイベント会社で働いていて、毎日充実しながら楽しく過ごしていたのですが、時には残業が多い分体力的・精神的に大変な時もあって。旅行から日本に帰ってきて、朝満員電車に乗って、遅くまで働いて……そこで改めて、少し働きすぎかもなと思ったんです。
海外に行ってみるのもいいなと思った矢先、コロナ禍に突入してしまい、4年程会社員を続けました。その間、外資系のマーケティング会社に出向になり、英語を使う機会が増え、周りには英語を話せる人が多かったんです。業務的には話せなくても問題なかったのですが、英語ができたらもっとできることが広がるなと思うことが増えました。
今の環境に不自由はないし、人にも恵まれて生活も安定もしているけど、今行かないと更にタイミングを逃してしまう気がして……コロナも落ち着いて自由に海外に行けるようになったので、動くなら今だと思って留学を決めました。
Q3.メルボルン生活のトキメキポイントは?
空、街中の植物、建物など、ふとした風景に日々ときめいています。日本にいる時からそういったものにときめく気持ちはありましたが、日本とはまた違う雰囲気なので、切り取りたい景色にたくさん出会います。街中に緑も多く、木漏れ日や、芝生の広い公園でいろんな人が寝転がっている風景もいいなと思います。
他には、いろんな国の人との出会いです。育った環境も文化も考え方も、日常の“当たり前”もみんな違うので、それが本当に面白いです。例えば、語学学校当初にびっくりしたのは、日本人は正しい英語で喋ろうとするから、止まりながら考えて話す人が多い印象なのですが、スペイン語圏の子は、語順や文法も関係なく、間違いを恐れず勢いよく喋ったり。そういう違いも面白いなと思います。
メルボルンで出会う人は、ゆったりしていて優しい人が多いです。電車を待っていると隣のおばあさんが「いい天気だね、どこ行くの?」と話しかけてくれたり、ランニング中のお姉さんが、私とすれ違った後に走って戻ってきて、「そのスカートかわいい!ブランド名なんて言うの?」と話しかけてくれたときはすごく嬉しくて、ほっこりしました。お店で「あなたのoutfit好き!」と言ってくれることも多く、いいなと思ったことを素直に相手に伝える人が多くて素敵だなと思うし、トキメキます。
Q4.これからやってみたいことは?
メルボルンでの生活にはいろんな刺激があるので、あれもいいな、これもやってみたいなと思うことがたくさんあります。今は語学学校に通いながらイラストレーターとしても活動しているのですが、他にも自分が好きなことをどんどんやってみて、マルチに活動できるアーティスト兼デザイナーになれたらいいなと思います。
イラストレーターとしてもっと知識をつけてもっとできることの幅を広げたいし、メルボルンの専門学校でグラフィックデザインも勉強したい。今はタトゥーも学んでいて、もうすぐ施術デビューすることになりました。
チャレンジするか迷う時もありますが、チャレンジしてみたらまた違う道が開けるかもしれないし、ちょっとでも興味があるならやってみよう!という気持ちで動いています。
学生をしていると、中々働く時間がなく、貯めていたお金がなくなっていく一方で不安になる時もありますが、日々勉強できるありがたみを感じながら、将来に繋がると信じて今は頑張りたいです。
そして、何よりも、これからも毎日ときめきを大切にしながら楽しく過ごしていきたいなと思います!