保育士からアクセサリーデザイナーへ。ハレの日を輝かせるトキメキの連鎖
モデル
name:白山優衣
occupation:保育士・coussinetデザイナー
Instagram:@coussinet222
着用
shirt:Needless
T-shirt:max’s Tokyo
pants:Shinzone
2023.11.01
INDEX
今、トキメキが発動していることは?
ウェディングメインのアクセサリーブランドcoussinet《クシネ》というブランドを立ち上げてからは、日々トキメキだらけです。
始まりは自分の結婚式。背中を押したのは、友人の言葉と一通のメッセージ
2年前に自分の結婚式があり、そのときに自分がつけたいと思うアクセサリーが中々見つからなかったんです。じゃあ自分で作ろうかなと思い立ったことがきっかけで、アクセサリー作りを始めました。
保育士をしているので、日頃からモノを作るのは好きでしたが、アクセサリー作りも想像以上に楽しくて。趣味で作ってInstagramに載せていたら、結婚式の前撮りやプロデュースの会社“Uawedding”を立ち上げた中学からの友人に、アクセサリーを販売して欲しいと声をかけてもらったんです。近いタイミングで、面識のない方からも販売して欲しいという問い合わせをもらって……。それまでは、まさか売れるなんて思っていなかったのですが、思い切ってブランドを立ち上げることにしました。
声をかけてくれた友人が「一緒に頑張りたい」と言ってくれて、《クシネ》のアクセサリーをつけて一緒に撮影会をしたり、今では実際に取り扱ってもらっています。友人のパートナーがカメラマンなので、カメラのことや写真の撮り方まで教えてくれて……。今ブランドの世界観を表現できているのは、本当に仲間たちのおかげなので、感謝の気持ちでいっぱいです。
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作り手も幸せな気持ちになれる。トキメキの連鎖
白い花は一つひとつ樹脂粘土で作っていて、ゴールドのパーツは海外から仕入れている所からセレクトして作っています。形にしていくのも楽しいし、可愛いパーツを探すときから既にときめきまくってますね。
他で買えるようなものは作りたくないなと思っているので、オリジナルのデザインを常に考えています。日々向き合っていると、本当にこれで可愛いのかな?大丈夫かな?と迷うこともあります。だからこそ、「実物が想像以上に可愛くて、当日の式が楽しみ」、「《クシネ》のアクセサリーに出会えてよかった」という声をもらうと、私自身すごくときめくし、素敵な時間に寄り添えたことが何よりも嬉しいです。
通販がメインなので直接会って話せない分、少しでも安心して楽しく選んでもらいたいので、会って話しているようなコミュニケーションを心がけています。ラフにやり取りしながら一緒に考えることも多いので、同志のように思ってくれているのかもしれません……本当に優しいお客様ばかりですね。
基本的には結婚式でしか付けないと思いますが、いい思い出が残るようなアクセサリーにしたいな、と思いながら作っています。万人受けというより、ちょっと個性的で、《クシネ》のデザインが好きだと思ってくれる人に届くと嬉しいですね。
来年の1月末に保育士を辞め、2月からは《クシネ》一本でやっていく予定です。不安はありますが、今まで以上に集中して向き合えることが楽しみです。たくさんの人に届けられるように頑張ります!
これからやってみたいことは?
今は保護猫2匹と暮らしていますが、大好きな猫の保護活動をもっとしていきたいです。マンションから一軒家に引っ越すので、できることの幅が広がると思っています。
2時間おきにミルクをあげたり、生後間もない赤ちゃんたちのお世話をするミルクボランティア活動もやりたいですし、猫の幸せのためにできることを考え中です。私が住む北海道にも保護活動をしてる人がいるので、まずはその活動に参加させてもらって、今はいろんなことを学びたいという段階ですね。
その上で、ペットショップの実態や、保護の選択肢について知らない人も多いと思うので、微力ながら発信していきたいなと思っています。絶対辛いと分かると目を背けてしまいがちな情報だし、その気持ちも分かるからこそ、誰もが目にしやすい形で届けられたら良いなと思います。
そして、できれば保護猫をまたお迎えしたいのですが、ちゃんと養えるように準備しなきゃいけないので、仕事をもっと頑張らなきゃと張り切っています!