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10 MOMENT

楠木拓朗の「ナイーブな性格でも、等身大で生きること」|トキメキが発動する10の瞬間

人生に大きな影響を与えた運命の瞬間から、日々の小さな幸せまで。トキメキが発動する10の瞬間を語る「10 MOMENT」。

 

今回の語り手は、ブランドディレクターやモデルとして活躍する楠木拓朗さん。「トキメキって、とっさに感じてしまうもの。目がキラキラすることも、胸がくっと締め付けられることもある」と語る、楠木さんのトキメキが発動する10の瞬間とは?

INDEX

1.Camphor Wood

徹底的にこだわりたい。
トキメキを形にして届けること

Camphor Woodというブランドのディレクターをしているんですが、それ自体がトキメキを形にすることだと思います。企画、ディレクション、PRに至るまで、今までの経験や自分の感性も全て注ぎ込んで作っています。やることは本当に膨大ですが……たくさんの方に協力してもらいつつ、一貫して向き合っているので、日に日にブランド愛が強くなっています(笑)。

元々古着屋で働いていたので、そこでヴィンテージの洋服に携わった経験を活かし、Camphor Woodはヴィンテージのアイテムをカジュアルに落とし込んでいます。

例えば、本来ヴィンテージのリンガーTはリブが詰まっていて体にかなりフィットするものが多いんですが、今着ているこのリンガーTシャツは、古着っぽい素材や風合いにこだわりつつも、袖や首元は特に大きめの作りにしたり。デイリーウェアとして楽に着られるように、細部まで徹底的にこだわっています!

2.サンプルアップ

二人三脚のものづくり。
思い描いたものが上がってきた瞬間

アパレルでは、SS(初夏)とAW(秋冬)に分けて一気にルックを公開するのがオーソドックスな流れですが、僕たちの会社はトレンドを細かく追うことに注力しているので、Camphor Woodも企画を毎月行って、サンプルも毎月上がってくるんです。

仕事上、服のパターン(設計図)はメーカーさんにお願いしているので、話し合いながら二人三脚で服を作ることが多いですね。僕の意図や想いを汲み取ってくれて、思い描いていた通りのサンプルが上がってくると、「ウォ〜!」って声を上げてめっちゃ目がキラキラになります(笑)。作る過程で一番ときめくし、ワクワクする瞬間ですね。

3.人とのつながり

想像することで、分かる事もある。
経験以外で自分を構成したもの

モデルや役者の道を通ってなかったら、今の仕事もできてなかったと思います。振り返ると、高校生ぐらいからその片鱗があったのかもしれないですが、岡山から上京して、いろいろな人と関わって、いろいろな影響を受けています。

僕は、自分があまり深みのない人間だと思っているんです……だから、経験が深い人に話を聞くようにしています。自分で経験したり、失敗したりすることももちろん大事ですが、信頼できる人たちから聞いて、学んで、視野を広げたりすることで、活かせることがあるかなって。

今の自分があるのは、そうした人との繋がりのおかげ。そう思うと、いつもはちょっと自信がない自分にもときめくことができるし、これからも人との繋がりを大切にしていきたいです。

4.空

上を見るきっかけをくれる、
美しい空と雲

空が綺麗な時は、気付いたら写真を撮っています。特に、それだけで夏が好きだと言ってしまうくらいに、夏の雲が好きです。

とっさに綺麗だな、と心が動くこと以外にも好きな理由があります。職業上、SNSに触れる時間が長い方なんですが……僕はある程度気楽にやればいいというマインドでできないんです。情報が多すぎて脳がパンクすることもあるし、数字が目に見えて分かるので、モチベーションが下がってしんどいなと思うこともあって。そういう、うーっ…となったときに、スマホから離れて上を見てみると、空の綺麗さにハッとさせられるんです。一時的なデジタルデトックスにもなるという意味でも、空を見上げることで助けられている事が多いです。

5.サウナ

整うだけじゃない。
サウナ後の時間が、日々を豊かにしてくれる

まだ2年ぐらいしか行ってないんですけど、あるとき地元・岡山の親友がハマってるから行こうって誘ってくれたのがきっかけで。それまで、実はサウナがめっちゃ苦手だったんですよ(笑)。でも、入り方をレクチャーしてもらったら、めっちゃ気持ちよかったんです。びっくりしました!それから、東京に帰ってきてもよく行くようになりましたね。昨年、サウナ関係のお仕事までいただいて。好きで通っているので、すごくありがたいです。

サウナ自体も好きなのですが、サウナの後にご飯を食べる時間が好きです。サウナって身を削りながら、結構楽に体力を使えるというか……部活終わりみたいな感覚なので、ご飯の美味しさが倍増します!あと、ビールがめちゃくちゃ美味しい!それを味わい、分かち合うためにも、友達と一緒に行きますね。これからも通いたいです。

6. お香

幸福度を上げる手段。
自分だけの時間を、ちょっと良いものに

朝、お香焚きながら音楽を聴くんです。6年くらい前からルームシェアしている友達がよく使っていて、「なんかいい!」とときめいたことがきっかけです。香りに強いこだわりはないんですけど、いい香りの中で音楽を流して朝の準備をしたりする時間って自分だけのもので、浸れるじゃないですか。何気なく繰り返す毎日でも、着替えひとつが楽しくなるし、朝が億劫なときも少しいい時間になるんです。これ自体がトキメキというよりは、トキメキを感じられるマインドを保ったり、幸福度を上げるためのルーティンだったりします。

7.町中華

店主を信じて大正解!
思わぬ美味しいものと出会う幸せ

町中華が大好きです。最近も、家の近所でめちゃくちゃ美味い中華料理屋さんを見つけてしまいました。肉野菜炒めって家でも作れそうじゃないですか?だから今まであまりお店では食べてこなかったんですが、そのお店のおばちゃんが「これが一番美味い!」って自慢してきたので頼んでみたら、もう感動するほど美味しかったです。

あえて町中華を探して色んな街に行くというよりは、行った先で入ってみる方ですね。町中華に関しては、内装のルーズさと美味しさは比例すると思う派です(笑)。 美味しいものに出会えたときは、思わず目がキラキラになっちゃいます。

8.ファンからのあたたかい言葉

今までやってきて良かったと思える、
宝物のような言葉

ファンの方からのメッセージに支えられています。僕自身、いろんな人が好きで、誰かのファンになってきたからこそ、日々実感を持って感謝できるんです。

先日インスタで「拓朗さんは自信がなくなる時はありますか?」と質問が来て。それに対し「日頃からなんで自分はこんなにナイーブなんだろうと頭を悩まされています。自信を持ちすぎたり実力を過剰にすると自分を裏切ってしまった時のダメージがデカすぎるので、最近は等身大のまま気ままに生きてます」と答えたんですよ。僕も劣等感で苦しむ時期があったので。

その後、その方がDMで「他者と比較して絶望したり、よく見せようと背伸びをすることで、自分の首を締めていたと気づきました。私もありのままの自分で生きていこうと思いました。拓朗さんの一言で気が楽になりました。ずっと応援しています」というメッセージをくださったんです。これを見たときは、胸がくっと締め付けられるくらいときめいたというか、本当にやっててよかったなって。服やSNSを通して誰かの役に立つことができて、それでまた自分自身が救われたんだって、心から思いましたね

9.オフラインでの交流

人と人の間に、服があるだけ。
だから、あたたかくありたい

古着屋で働いていた時は、お客さんと直接話すのでその人の雰囲気や好きなものがわかったんですが……オンラインだけだと、それがなかなか分かりにくくて。だから今はオフラインの場がとても貴重で、何より試着したときの気持ちのいい顔やテンションが上がる姿を見るのが好きです。

結局、人と人の間に服があるだけだなと感じています。僕は、人がよくないとそのお店で服は買わないんです。仲がいいとかそういう話ではなく、人としてのあたたかみとか心地よさという部分です。そういった体験があるからこそ、本当は買ってくれた方に1枚ずつ手紙を書いて送りたいぐらいです。発送の都合で残念ながら今はできないんですけど……。プロダクトと同じか、それ以上に人が大事ですね。僕自身も、そんなふうにあたたかくありたいなって思います。

10.未来を考えること

課題を強みに。
韓国でポップアップを開催したい

ありがたいことに、僕は海外のフォロワーがすごく多くて、特に韓国の方が多いんです。それ自体は嬉しいんですが、逆に日本の方が少ないことは、ブランドとしても自分としても課題の一つです。でも、どうせなら自分の課題を強みにしていきたいと思うので、中間目標は韓国でポップアップを開催すること。もちろん大変なことはあると思いますが、目標を実現できればいいなと考えている瞬間に、トキメキを感じているんだと思います。


 

 

ナイーブで自信がないと語りながらも、考えることや成長することをやめない楠木さんは輝いて見える。人とのコミュニケーションをやめなければ、トキメキや前を向くきっかけは身近に潜んでいるかもしれない。

 

ブランドディレクター・モデル
楠木拓朗(くすのき・たくろう)

1998年10月9日生まれ。岡山県出身。2018年、MEN'S NON-NOオーディションファイナリストに選考された事をきっかけにモデル、役者デビュー。広告、舞台、ドラマ、MV、アパレルモデルなど幅広く活躍。2023年から「Camphor Wood」のブランドディレクターとして企画からPRまで一貫して向き合う。

Instgram:@takuro_kusunoki

CREDIT

photographer: Gyo Terauchi
edit&text: Hinako Masuyama

SHERE

instagram

PROFILE

HATSUDO編集部

“トキメキ”発動中

HATSUDO編集部

わたしたちを素敵な未来へ導く"トキメキの発動"にフォーカスし、その原動力を探求、発信しています。


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