“撮る”ことで、些細なトキメキを知る。写真がつないだ俳優としての今
▼profile
name:加治木滉人
occupation:俳優
Instagram:@akito_kajiki
▼outfit detail
jacket:vintage(ベトナムジャケット)
shirt:PENDLETON(いただきもの)
pants:ARMANI(vintage)
shoes:Dr. Martens
2025.10.16
INDEX
Q1.トキメキが発動していることは?
数ヶ月前からフィルムカメラを始めました。東京を歩いていると、街のスピードが速いなと感じることがあります。でもカメラを持つと、普段なら素通りしてしまう光景にも自然と立ち止まれるようになりました。特に人を撮ることが好きで、その人の知らない表情や飾らない時間を残せたときに嬉しさとトキメキを感じます。 そんな“些細なトキメキ”に気づけることが、カメラの魅力だと思います。撮ることで他者に向けて動いた心が、自分に返ってくるような——自分のことを教えてくれるような感覚があります。
Q2.きっかけは?
2026年撮影予定の映画『人間モドキの四畳半』に関わる中で出会った俳優の方に、スマホで撮った写真を見せたら「絶対カメラ始めたほうがいい」と言われたんです。もともと写真は好きだったので、それをきっかけにフィルムカメラを買いました。撮るという行為そのものが、人との関係をつくるきっかけにもなると感じています。
Q3.これからやってみたいことは?
素敵だなと感じる人たちを撮って、写真と言葉を組み合わせた連載のようなことをいつかやってみたいです。俳優としては、『人間モドキの四畳半』で企画の立ち上げから出演まで携わっています。この作品を通して、表現を“つくる側”として関わることの面白さを実感しました。映画や写真などの表現を通して、自分もカルチャーをつくる一人になれたらと思っています。

作品概要
タイトル:『人間モドキの四畳半』 監督・脚本:海老沢七海 主演:太田将熙 音楽:グッナイ小形 共同制作:TOWER5 主催・製作:「人間モドキの四畳半」製作委員会 撮影開始:2026年1月 公式サイト:https://www.instagram.com/ningen_film/










